彼女が欲しいと何度もぼやいてた自分を友達が見かねて

恋人になった彼女との出会いは、友達の紹介から始まりました。それまで恋人なるものがいなかったので、常日頃彼女が欲しい、彼女が欲しいと何度も友達にぼやいていたことがあります。

するとその様子を見かねたのか、友達の方から今紹介できる女の子がいるけど、お前会ってみるかと言われました。
その友達は、人付き合いが上手で彼女もいるし、女の子の扱いにも慣れているような奴でした。自分が口うるさく話していたのをちゃんと考えてくれて、その気遣いに嬉しくなりながらも、じゃあ試しに会ってみたいということになりました。

セッティングは、友達が上手いことやってくれたので、自分がすべきことは、指定された日時に喫茶店に行くだけでした。当日になって、女の子よりも先に喫茶店に行っておこうと、少し早めに到着しました。すると、早めに到着したにも関わらず、女の子は既にいたのです。どうしてそれが分かったのかというと、待ち合わせの時に分からないと、困るだろうということで、友達に女の子の顔写真を見せてもらっていたからです。
出鼻をくじかれたと思いながらも、女の子のいる場所まで行きました。相手も気付き、二人でよろしくお願いしますと、お見合いのような始まり方でした。女の子はあまり喋らなかったので、こちらから喋っていたのですが、しっかりと耳を傾けてくれるので、会話も弾んでいきました。

それから、デートを数回重ねて、この女の子ともっといたいという気持ちが強くなり、ついに告白しました。それが今の彼女です。

馴れ初め「友達の紹介」の話